霊視の霊能力

霊視とは、物理的な視覚ではなく霊的な力を駆使することによって、その場から決して見えないものを見、言い当てる霊能力のことです。よく、タロットカードや手相などで言い当てる占い師の能力と混同されて用いられますが、狭義での霊視とはそういった道具に頼ることのない純粋な霊能力による的中を指します。ただ、水晶球による霊視やペンデュラムによるダウジングなど、自然にあるものを用いて霊能力をより研ぎ澄ませる霊視法は世界各地で用いられており、補助道具を用いたものも「霊視」と定義されます。タロットカードや手相見などとの違いは、ルーチンやノウハウを用いることなく感覚のみで事象を言い当てる部分にあります。

霊視によってなにを知ることができるか

魂の波動や念を辿り、本人の持つ記憶や出来事などを脳裏に映し出すことから、過去～現在に至るまでの様々な出来事を言い当てることが可能です。「霊視」という言葉が指すのは、その人の一生における過去～現在までの出来事、記憶を言い当てる行為である、と言えるでしょう。

• 自分を取り巻く現在の状況を正確に知れる
• 相手が抱える背景や事態の真相を知れる
• 過去の出来事を知れる
• 目の前にある問題を解決するための重要な手がかりを知れる

現在その人がどういった状況にあるのか、相手の方はどういった状況にあるのか、過去に何が起こったのか、その人が捉えている事実は果たして真実なのか、といった物事を正確に知ることができます。

霊視は問題解決と願望成就の基本

霊視は、悩める方の問題解決、願望成就を叶えるための基本的な能力です。霊視能力によって未来を言い当てることも可能ですが、未来に関する的中は「未来予知」という能力として区別されるケースのほうが多いようです。また、過去に関しましても、生まれる前の記憶、過去生記憶に関しては「過去生透視」「前世透視」といった言葉で区別されます。

霊視能力は本人の霊能力に完全に依存していると言えます。霊能力を持つ者は見える、持たざる者は見えない、と断言することが可能です。霊能者によって得手不得手はあれど、占いたい事柄に意識を集中させることにより脳裏にイメージを思い浮かばせる、という部分においては、ほぼ共通していると言えるでしょう。イタコは霊能力に優れた者が就きます職業ですので、必然的にこの霊視能力を持つ者がほとんどです。