第五話 夜釣りで遭遇した海辺の地縛霊

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本当にあった心霊話

第五話 夜釣りで遭遇した海辺の地縛霊

[体験者] 千葉県君津市・渡辺雅宣さん・35歳・接客業

夜釣りで遭遇した海辺の地縛霊

海釣りを趣味にしています。車を1時間ほど走らせると海まで行けるので、そこでよく夜釣りをしています。その夜釣りの最中に一度だけ、幽霊を見たことがあります。私がよく行くポイントは釣り人達の間ではかなり有名なので、夜でも必ずと言っていいほど自分以外の釣り人がいます。それゆえ夜中でも暗闇の中に独りきりということはまず無く、恐怖心もそれほど感じたことがありませんでした。でも、その時はたまたまいつものエリアに学生とおぼしき若者の集団がおり、騒がしかったので、もう少し静かな場所で釣りがしたい、と思い、そこから少し離れたポイントに移動し、そこで夜釣りをすることにしました。そこは車を走らせていてたまたま見つけた防波堤で、地元の人以外はまず知らないであろう場所でした。到着すると案の定、私の他に釣り人はおらず。静寂の中で風の吹く音と波の音だけがこだましていました。

ライトをつけて仕掛けの入ったボックスを出し、まず投げ釣り用の竿を用意し、キャストし、それからシャクリ(真下の海底まで重りを落として数十センチ上げたり下げたりする釣り方のことです)用の竿を用意し、それを動かしていました。私のいつもの釣り方というものです。そうして竿を垂らして数分後、すぐにシャクリ釣りの竿のほうにアタリが来ました。掛かったのは30cm程度のアイナメ。釣り上げて針を外し、クーラーボックスにしまおうとすると、今度は投げ釣りのほうの竿にアタリが来ました。こちらは大きめのキス。移動して数分で釣れたのでテンションが上がり「こりゃあいい場所を見つけた!」と喜びました。その後も何度もアタリがあり、30分程度で計5匹もの釣果を得ることができました。釣れない時は一晩かかってボウズのこともあるので、今夜の釣果はまさに“爆釣”といったところです。

そんな折、防波堤にもうひとり釣り人がやってくる気配がしました。向こうから足音が聴こえてきて、男性とおぼしきフードをかぶった人が、私の釣っている数十メートル横に座ったのです。ああ、やっぱりこの場所を知っている奴がいたか。ライバルの出現に少し悔しくなりましたが、負けないぞ、と思い、私は自分の持ち場で夜釣りを続けました。でも、それからさらに数十分が経った頃、そのフードの男の様子が少しおかしいことに気付きました。その夜はよく晴れていて月明かりがあったので、数十メートル離れた男の姿もそれなりによく見えたのですが、その男はただそこに座ったっきり、まったく動こうともしないのです。あまり凝視するのも悪いと思い、チラチラ横目で様子を伺いましたが、どうやら釣り道具も持っていないようです。ただそこに座って、うつむき加減で微動だにしないのです。

「あいつ、薄気味悪いな……」そう思い、移動しようか迷いながら視線を前に戻したその時。男のいる方から「ドボーン!」という大きな音がしました。ちょうど人が海に落ちたような音でした。私はその男が身投げをしたのかと思い、慌てて竿を置き、そちらのほうに走りました。「大丈夫ですか?」そう声をかけながら、男の座っていた辺りまで着いて、さらにおかしなことに気付きました。音がしたあたりの海は穏やかに小波を立てていて、何かが落ちたような気配がまったくないのです。そして、男がちょうど座っていたあたりの防波堤の上が、じっとりと濡れていました。

幽霊だ。そう察すると同時に、背筋にゾワゾワと悪寒が走りました。そして私はその場を後ずさり、すぐに荷物をまとめて離れようとしました。その後ずさる足に何かが当たりました。月が出ていたとはいえ足元は暗くよく見えなかったので、手に持った懐中電灯で照らしてみたところ、それは水を張った小さなバケツに花が供えられたものでした。この場所で誰かが溺死したことは明白でした。足でずれた献花のバケツを元に戻し、「すみませんでした、成仏して下さい」と謝罪し、両手を合わせ、それから脱兎のごとくその場を離れました。

後日、釣り仲間にそのことを報告すると、「お前、あそこは“出る”って有名な防波堤だぞ。知ってる奴はあまり近付かないし、夜にひとりで行くなんてもってのほかだ」と怒られました。釣りは長年の趣味なので、その体験以降も夜釣りはやめていませんが、その小さな防波堤には決して近付かないようにしています。

霊能者による検証コメント

かなり危ない体験をされたようですね。一見ただの幽霊目撃談のように見えますが、遠隔霊視をしたところ、その男の霊は借金苦を理由に防波堤から身を投げた方のようで、「誰でもいいから道連れにしてやりたい」という強い恨みの念を発しており、強力な地縛霊と化しています。異様であることに気づいてすぐにその場を離れたのが不幸中の幸いだったようですが、もう少し長居をしていたら、引きずり込まれていたかもしれません。献花のバケツを元通りにしたのは正解でした。もし万が一、蹴り飛ばしたまま逃げていたら、霊は激怒し、体験者様に憑いてきていたでしょう。

「魚が異様によく釣れる」というのは、水辺の心霊スポットに関する案件でよく報告される話です。相関性に関しては定かではありませんが、不浄霊や地縛霊の巣食う場所は霊気が淀み、そういった場所には虫や魚がよく集まる、と言われています。

夜釣りに関してはご趣味ですので、止めることはいたしませんが、水辺は性質上、霊が大変集まりやすい場所となっておりますので、充分注意して楽しまれて下さいませ。