悪人は来世で報いを受けるのか?

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イタコが語るコラム・エッセイ

悪人は来世で報いを受けるのか?

悪人を過剰に罰する風潮が蔓延しています

悪人は来世で報いを受けるのか?

昨今、インターネットの発達により周りの声がより鮮明に聞こえるようになり、事件や事故などのニュースに対する個人の反応を見る機会も格段に増えました。最近の世の中は他罰的な風潮にあります。犯罪者に向かって「こんな悪人は死んだほうがいい」「死んでも許せない」などといった感情を浴びせかける人が大勢いるのです。では果たして「死んだほうがいい」「死んでも許されない」ということは実際にあるのでしょうか。これを霊能の視点から考えてみましょう。

善いこと、悪いことという概念

「前世で悪いことをしたら来世でその報いを受け、不幸な境遇に生まれつく」と広く信じられています。この背景には悪を憎むという気持ち、悪人に報いを受けてほしいという他罰的な考え方があります。しかし前世で悪いことをした魂が必ずしも不幸な境遇に生まれ変わるわけではありません。

「悪いことをした人」という概念自体が視野の狭い考え方です。

たとえば人を殺して捕まった殺人犯は現代社会で見れば極悪人とみなされます。しかし、魂と輪廻転生の視点から見た場合はせいぜい「使命の達成に失敗した」程度の意味しかありません。そもそも「殺人が悪いこと」という考え方は、その時代背景や相手との関係性に応じてかなり大きく変化するものではないでしょうか。時代が現代ではなく中世の戦乱のまっただ中で、襲い掛かってきた相手を斬った場合、それも悪いことになるのでしょうか。

偉人として語り継がれる昔の英雄たちの多くは戦争で人殺しをしてきました。彼らと殺人犯の違いは何でしょうか。善いこと、悪いことの基準は多くの場合、時代背景や関係性に応じて変化するものです。絶対的な善などそうありません。死や輪廻という概念を踏まえるのであれば、「悪人が来世で不幸になる」という考え方はとても浅はかなものです。

殺人犯の魂は報いを受けないのか

では、殺人犯は死後どうなるのでしょうか。まったく報いを受けないのでしょうか。そうではありません。彼らは必ず報いを受けます。すべての魂は原則的に輪廻転生をします。中には現世にとどまり続けて不浄霊と化す者もいますが、そういった魂もいずれ邪気が薄れていきやがては霊界に返ります。そこで高位霊とともに一生を振り返り、使命を全うできたかどうか評価されます。

殺人犯の魂もそこで査定を受け、おそらくは「生まれた社会のルールを守らなかった」「感情を抑えず衝動的に他人を傷つけた」といった理由で失格の烙印を押されるでしょう。現世における一生はいわば実技試験のようなものなの。その評価に応じて次の生で背負う使命が与えられるのです。実技試験で失敗した人に再試験が課されるのと同じように、前世で失敗した者は多くの場合、どこか似た境遇で生まれ変わります。

殺人犯であれば、来世で生まれ変わった先でも似たような流れで似たような相手と巡り合い、やがて殺意を抱くようになるでしょう。そこで今度はルールを守れるか、感情を抑えて理性的に振舞えるか、といったことを試されるのです。例えば大金持ちの家に生まれたせいで傍若無人になってしまった人は、来世でもまた大金持ちの家に生まれたりします。それは罪の報いを受けないという意味ではなく、次の生では恵まれた環境を活かし、努力を怠らず、謙虚さを忘れず、使命を果たせるかどうか、再び挑戦するためにそうなるのです。

霊界の法則はとても寛大です

霊界の法則は一般的な人間の持つ感情の物差しで考えると時に理不尽かもしれません。しかしこの法則も、現世でどれだけひどい失敗をした方にも来世で必ず挽回のチャンスが巡ってくる、と考えれば、非常に寛大な仕組みなのではないでしょうか。人の魂とは課せられた使命を全力で全うし、それを繰り返すことで高次元の存在へと昇華していくものなのです。

現世の使命、前世のこと、来世のことなどに興味がおありですか? 興味を持たれた方はぜひお気軽に電話鑑定にご相談下さいませ。