パワースポットで得られること

イタコの聖地、死者の魂が参る場所である恐山も、昨今では“パワースポット”として紹介されるケースも増えてきております。そのことにつきまして、アレコレと申し上げることは差し控えますが、本当にそこを訪れることでパワーをもらえて状況を好転させることができる人がいるならば、それは至極結構なことではないでしょうか。

今や、スピリチュアル業界だけでなく、多くの人がパワースポットに興味関心を集めています。実際のところ世界や日本にあるパワースポットに訪れることで、人々は一体何を得ているのでしょうか。一方で、電話占いでも霊能者によって、ご相談者は高度な霊的パワーを受けることができます。霊能者が運気を上げてくれるのです。似て異なるようですが、イタコ霊能者から見たパワースポットや電話占いの活用方法についてお話し致しましょう。

パワースポットの活用方法

パワースポットとは、一般的に磁場エネルギーが高いといわれている場所です。もっとも、正確な定義は存在せず、個人々々がその場所からなんらかのパワーを感じれば、そこがその人にとってはパワースポットとなります。

世界では、オーストラリアのウルル（エアーズロック）、アメリカのグランドキャニオン、アメリカのセドナ、ハワイのキラウエア火山、ペルーのマチュピチュ、エジプトのギザのピラミッドなどが定番となっています。また、日本でも伊勢神宮や出雲大社、厳島神社、富士山など多数の神聖なるパワースポットが存在します。これらのパワースポットへ、日頃の心身共にある疲れを癒してくれる効果や、開運、身と心を清める効果を期待して訪れている方がたくさんいるのです。

このパワースポットでご利益や神聖なる清めのパワーをいただく場合、気を付けてほしいことがあります。それは、運が良くなることという目先の欲だけに捉われて、本来の参拝を疎かにしてしまわないことです。人はつい目先の願望を叶えるために、その願望のことばかりが頭によぎり、すぐにでも手に入れたくなってしまいます。しかし、ご利益や、神聖なるパワーをいただくためには、やはり感謝の気持ちを忘れてはならないのです。パワースポットでの立ち振る舞いや、心の持ち方は、とても重要です。それによって、得られるものが大きく変わってくるからです。

もし軽い気持ちでパワースポットに訪れてしまったとしても、その場の悠久な自然の広大さや、神聖なる空気を感じ取り、しかるべき精神と心を持ち直すことで、ずいぶん得られるものも変わってくるでしょう。

また、パワースポットに湧いている新鮮な水があれば、それを口にしてみても良いでしょう。水は磁場の影響を受けやすいので、パワーが宿っていることが多いのです。神聖な水で身体を潤すことで、内部から清められます。恐山への途中にも、1杯飲めば10年若返るといわれる冷水の場があります。

電話占いの活用方法

電話占いにおいても、パワースポットで得られるのと同じように、霊的な開運パワーを受け取ることができます。霊能者によって異なりますが、よく遠隔ヒーリングなどと呼ばれます。遠隔ヒーリングは、次のような方に有効に働きます。普段、マイナスの気に陥ってしまいがちな方です。

「最近、ネガティブな気持ちが続いている」
「ちょっと嫌なことがあるとすぐ落ち込んでしまう」
「職場の人間関係のストレスに疲れてしまっている」
「会社にも、どこにもでかけたくない」
「やる気が出ないし、毎日気が重い」

最近は、特にうつ気味になられている方が多いですが、このような方に電話占いでの遠隔ヒーリングは有効なのです。この遠隔ヒーリングでは、たいていの場合、パワースポットに行った時と同様、急に見違えるような変化が現れるというものではありません。ただ、不安だけで一杯になっていた心が、なぜだか安心感で満たされたり、前向きに人生を再度歩み出そうと思えたりと、ゆっくりと良い効果が、しかし確実に大きく出てくる傾向にあるようです。パワースポットも、電話占いも、自分の心構え次第で、いかようにもそのエネルギーを良いものに変えることができるのです。