霊媒師・イタコとは ~陸奥鑑定所の霊能者たち~
霊能者が語る、有名人・著名人の電話占い(3)
某人気ユニットのメンバー様からのご相談
~雀堂霊能者~
電話占い陸奥をご利用される方の中には著名人の方も少なくありません。私が定期的に占い鑑定をしているご相談者様の中にも、そういった方が何名かいらっしゃいます。今回は、音楽活動をされている某アーティストの方に関してお話させていただこうと思います。ご本人様から「匿名であれば」との了承をいただきましたので、こちらにてご紹介させていただきます。
Aさんは二人組の音楽ユニットのひとりとして長年活動されています。かつてメジャーで大ヒットを飛ばしたこともあり、誰もが聴いたことのあるグループです。そんなAさんですが、相方であるBさんとは仲があまりよろしくないようで、完全にビジネス上のお付き合いということで割り切っているそうです。しかし、とあるライブツアーの際に楽屋で大きな揉め事を起こしてしまい、Bさんから「もうユニットを辞めたい」と切り出されてしまったのです。Aさんは「二人ともソロでは絶対にやっていけない、知名度のあるユニットを絶対に解散させるべきではない」という考えなのですが、Bさんは「もっと自由に自分の好きな音楽をやりたい」と主張するようになり、ユニットは一時、活動停止寸前にまで追い込まれたそうです。
そんなAさんから「Bさんを辞めさせないようにしたい、一体どうすれば良いのか」というご相談をいただきました。Aさんはそれまでもプライベートの恋愛で何度か私の鑑定をご利用されておりましたが、仕事のご相談は今回が初となります。とはいえ、Bさんとの関係修復という意味においては恋愛相談と似ている、という見方もでき、同じ手法を使うことが可能であると判断しましたので、恋人同士の問題解決と同様、まずは相手となるBさんの心情を霊視させていただきました。するとやはりBさんはAさんとの活動に関して嫌気が差しているオーラを感じ取れました。BさんはAさんとの活動ではなく自分のみで好きな音楽活動をしていきたいと考えているようでした。しかし、ふたりがユニットを解散した未来を予知透視しましたところ、AさんもBさんも音楽だけで食べられなくなり途方に暮れている姿が見えました。Aさんの「解散させるべきではない」という判断は正しかったのです。
そこで私は、イタコの霊媒術を使いBさんの生霊を呼び出し、Aさんとの関係修復を取り計らいました。Bさんに解散を思いとどまるよう説得し、一方でAさんにも「あまり自分自身の主張ばかりせずBさんの感覚を尊重するように」と説得。ユニット結成当初の良好な関係を思い起こすようお互いに言い聞かせ、仲直りできるように取り計らいました。「私もワガママだったと思います」と反省するAさんを見て、もう大丈夫だと確信しました。
実際、その鑑定をきっかけにAさんとBさんの関係は劇的に修復しました。最初に変化があったのはBさんだったそうです。グループを辞めると言い、話し合いにも応じない姿勢だったのが、話し合いに応じるようになりました。スタッフやレコード会社の人達を入れず二人だけで話し合う機会ができたのです。そこでAさんは自分のワガママを反省し、Bさんの才能と自分の表現が合わさることで商業的に成功したということを丁寧に説明。「二人でもう一度やっていこう」と説得しました。最初は頑なな態度だったBさんもAさんの姿勢に心を動かされ、「わかった、もう一度二人でやろう」という結論で合意が取れたそうです。
AさんとBさんのユニットは今でもマイペースに音楽活動を続けています。ふたりはプライベートでも時々飲みに行く良好な関係を築いているようです。