霊媒師・イタコとは ~陸奥鑑定所の霊能者たち~
インタビュー:その15「桐峰カオル先生」
嫉妬心や独占欲は真剣に愛しているから
聞き手「桐峰カオル先生の鑑定で泥沼恋愛の修羅場から脱出できたという方からの声が続々寄せられています」
「喜ばしいことです。恋する気持ちが強い方は時として揉め事を呼び込んでしまいがちですが、揉め事を起こしたいと思って起こしている方はそう多くはありません。皆、『好きな人と幸せになりたい』と願っているはずです。しかしながら、結果的に人はぶつかり合い、修羅場のような状況に陥ってしまいます。私の鑑定では、気持ちを削り合う恋のトラブルを解決し、ご相談者様がにこやかな笑顔で好きな人と円満な関係を築けるように導きます」
聞き手「恋する気持ちの強さに応じてトラブルも起きやすくなるのでしょうか」
「必ずしもそうとは言い切れませんが、そういう傾向が強いのも事実です。恋する気持ちが強まると、それは時に独占欲や嫉妬心という形で現れることがあります。そしてそれが波乱を招いてしまうのです。もちろんそうではない、自分の感情をしっかり制御できる方もいらっしゃるのですが、皆が皆そこまで己を律することなどできません。強い気持ちがあるが故に、波乱を巻き起こしてしまうことも往々にしてありえます」
聞き手「先生は独占欲や嫉妬心に対して寛容な姿勢なのですね」
「独占欲や嫉妬心は人が当然持っている感情です。『好きな人を自分だけのものにしたい』『他の異性と接してほしくない』と思う感情は、恋の炎が激しく燃え上がっている方の中にあって当然のものです。もちろん、真の意味での正しい愛情は、無理に縛ろうとせず相手のすべてを受け入れることです。しかし私たち人間がそこまで正しくあることは大変難しく、多くの方は理想と現実の狭間で気持ちをすり減らし、雁字搦めになっています。我々霊能者は『人としての正しい形』を指し示すと同時に、『人の持つ弱い心』の理解者でなければなりません」
聞き手「大変包容力に溢れるお考えです」
「人の持つ弱い心を受け入れる包容力こそ、占い師や霊能者にもっとも必要であると考えます。占いを頼る方の多くは悩みを抱えており、その悩みは人の心の弱さに由来するものです。強い人は、占いなどに頼らずとも、自ら答えを導き出し、その答えに向かって全力で進んでいけるでしょう。そして、そうではない、自ら答えを導き出すことができない、自力で進めない弱い心の方こそ、我々が救済すべきなのです」
聞き手「鑑定をお考えの方に向けて一言お願いします」
「弱い気持ちやネガティブな感情を持つことは、決して悪いことではありません。人はそういう生き物だからです。私の鑑定では、あなたの弱い気持ち、ネガティブな感情を頭ごなしに否定することはありません。現状に苦しんでいるあなたの心をすべて受け入れ、あなたが栄えある未来に進めるよう、救いの手を差し伸べてみせます。ぜひ遠慮なくお電話下さいませ」