霊媒師・イタコとは ~陸奥鑑定所の霊能者たち~
インタビュー:その23「常盤先生」
イタコならではの方法で、生霊を即座に除霊いたします。
聞き手「よく『生霊や低俗霊が憑くと運気が低下する』と聞きますが、どうしてでしょうか?」
「そうですね。『引き寄せの法則』という言葉を聞いたことはございますか?強く願ったり、信じたりすることは現実になりやすいという法則です。それと同じように、普段の生活でもポジティブな気持ちでいれば幸運を、反対にネガティブな気持ちでいると悪運を呼び寄せてしまいます。生霊や低俗霊は、それ自体がネガティブなエネルギーの塊ですから、それらが憑くことでどんどん悪い気を呼び寄せてしまい、結果的に悪いことばかりが起こってしまうのです」
聞き手「どんどん悪循環に陥ってしまうのですね」
「その通りです。特に、生霊は恨み・辛みを抱いた負の感情が具現化したものですからね。生霊が憑いた人間に与える影響力はすさまじく、肩が重くなるなどの身体的不調だけではなく、考え方までどんどんマイナスの方に偏ってしまいます。下手をすると、生霊に殺されてしまうことにもなりかねないので、注意が必要です」
聞き手「怖いですね。生霊に憑かれてしまった場合はどうすればよいのでしょうか」
「そもそも生霊の存在を認知するところからですが、霊感のない人には、生霊の姿が見えません。ですので、見た目で生霊に気が付くことはほぼ不可能です。『なんとなく最近調子が悪いな』『悪いことばかりが続くな』と感じたら、生霊に憑かれていると疑ってよいでしょう。
そして、よほどのことがない限り、生霊は憑依した人物から離れることはありません。低俗霊も同じように、居心地がいいと気に入ると梃子でもその場所を動きません。ですので、すぐに除霊や浄化をする必要がございます
」
聞き手「電話占いでも、除霊することは可能なのでしょうか」
「もちろん遠隔で除霊することは可能です。私の場合、除霊には2つの方法がございます。まず、神社でお祓いするように、電話口でお経を唱えさせていただく方法。そして2つ目が、私の幽体をご相談者様に憑依させて、私の陽の気で内側から生霊や低俗霊を跳ね飛ばす方法です」
聞き手「2つ目の憑依して除霊する方法は、イタコならではですね」
「正直、後者の除霊方法のほうが効力は強いです。お経を唱えることももちろん効果はありますが、マイナスの念があまりに強すぎると、お経の効果が薄くなってきたときにまた同じ生霊が取り憑く可能性も否めません。一方、憑依して除霊する方は、私のプラスのパワーで内側からバリアのようなものを張ることができるので、マイナスの気を一切寄せ付けなくなるのです」
聞き手「それは心強いですね」
「はい。さきほども申し上げた通り、生霊や低俗霊の存在は、自身で気が付くのはなかなか難しいものです。しかし、命を脅かす驚異の存在でもあります。少しでも『身体が重たいな』『最近調子が悪いな』と感じたら、一度私たち霊能者にご相談いただくことをお勧めいたします」