本当にあった心霊話
第三十七話 子供が覚えていた前世の記憶
[体験者] 神奈川県横浜市・西森恵梨香さん・34歳・主婦
先日、占い鑑定をしていただきました者です。とてもよく当たって驚きました。ひそかに抱えていた問題に関しても納得のいく解答を教えていただき、とても晴れやかな気分になりました。心霊体験とはちょっと違うかもしれませんが、うちの子供が幼かったころ、本人から“前世の記憶”を聞いたことがあります。そちらについて投稿させていただきます。
うちの子供が幼い頃、前世の記憶を語り出したことがあります。「小さい子供は胎内にいた頃の記憶を持っている」という話を小耳にはさんだので、当時3歳だった子供に面白半分に「覚えている昔のことを教えて」と言ったんです。すると「漫画を買った帰りに自転車に乗っていたら、急に車がやってきて、ぶつかって、それから空の上に行った」と話し出したのです。
漫画のタイトルは子供が生まれる前に流行っていたものでした。以前に住んでいた街の地名も覚えていて教えてくれました。その地名+交通事故でネット検索してみたところ、10年ほど前に高校生が車に撥ねられて事故死した、というニュースが引っかかったのです。息子の言っていることは空想ではなく、本当に起こったことだったのです。ちなみに、死の瞬間の記憶以外はあまり覚えていないとのことでした。
空の上にいた時のことも質問してみましたが、「暖かくて眩しいところ」ということしか覚えていないようでした。いま息子は小学二年生です。どうやらもう前世の記憶は覚えていないようで、ごくごく普通のやんちゃな男の子として生きています。生まれ変わりは本当にあるのだと実感したエピソードでした。
霊能者による検証コメント
霊能の世界において生まれ変わりはもはや常識です。そして医学の分野においても実際に幼い子供が前世の記憶を持っている事例が多数報告されています。アメリカの精神科の主任教授が前世の記憶を持っている子供に関して研究を行い、約2300例の事例を報告しています。そもそも本来、すべての人は前世の記憶を有しているのです。それが成長に伴う現世記憶の蓄積により脳の深い領域にしまわれていき、結果的に“忘れてしまう”のです。霊能者による前世透視、スピリチュアリストによる退行催眠などで、眠っている前世の記憶を読み取ることが可能です。