本当にあった心霊話
第四十八話 監視カメラに映るもの
[体験者] 東京都府中市・井手詩織さん・34歳・パート
以前は職場の対人トラブルを解決していただき、大変お世話になりました。おかげさまで、あれから平穏な日々を過ごしております。実は、主人があるオフィスビルの警備の仕事をしているのですが、最近気になる話を耳にしまして…。こちらのコーナーにて投稿させていただきます。
夫は都内のオフィスビルで警備の仕事をしています。その夫が、職場で不可解な出来事に遭遇してしまったのです。ある日の21時くらいのこと、いつものように監視カメラを見張っていたところ、14階のエレベーターホールに、黒い塊のような、影のようなものが映っていました。夫は無線で同僚に連絡して、見廻ってもらったそうなのですが、その同僚は「何もなかった」と言います。そう言われて再び監視カメラの映像に目をやると、その時にはもう何も映っていませんでした。
しかし、次の日もまた次の日も、夜になると必ず14階のエレベーターホールには黒い影が映るのです。夫が実際に現場に行ってみても、監視カメラに映るようなものは確認できませんでした。映像に映るだけで特に害はないそうなので、同僚とも「何なんだろうね」くらいに話しているらしいのですが、正直不気味です。本当に害はないのでしょうか?
霊能者による検証コメント
写真や映像は、時に人の目には見えないものを映し出すことがあります。ご主人様の職場のビルを霊視させていただきました。14階の黒い影ですが、正体は男性の生き霊でした。14階は、ワンフロアに一つの企業がテナントとして入居されていますね。この男性は、数年前にその企業で働いていた元従業員の方です。上司に恵まれず、泣く泣く会社を去った方で、不本意な仕打ちにいまだに恨みの念を抱いています。ご主人様を始め、同じビルの他フロアで働く方々に影響はございませんのでご安心ください。しかし、14階にはたびたび災いがもたらされています。かなり強い念ですので、数日かけて浄霊を施させていただきました。これで、監視カメラに影が映ることもないでしょう。