私には上に兄が二人いるのですが、一番上の兄は私が生まれる前に病気でこの世を去っています。それを親から知らされたのは思春期の頃でした。でも、私はそれより前に兄が二人いることを知っていたんです。なぜなら、小さな頃、私には亡くなっていたはずの長兄が見えていたからです。

長兄はいつも家の決まった部屋にいました。その部屋から外には出られないようで、私は長兄に構ってもらいたい時、いつもその部屋に行っていました。次兄にはよくいじめられていましたが、長兄はとても面倒見がよく、私に優しくしてくれました。特撮ヒーローが好きだったようでその真似をよくしていたのを覚えています。長兄から教えられた特撮ヒーローの話を親にしたところ、どうやら私が生まれる前に流行っていたものだったらしく、不思議がられたことがありました。

そんな私も、小学校に上がり、学校で友達ができるにしたがい、長兄に構ってもらう機会も減っていき、やがて長兄のことが見えなくなりました。実家は私が小学校高学年のころに建て替えたので、長兄がいつもいた部屋ももう今では無くなってしまいました。

つい先日、電話占い陸奥で占い鑑定をしていただいたのですが、その際に担当していただいた霊能者の先生から「小さな男の子の霊体があなたを護っています」と言われ、ハッとしました。長兄だとすぐにわかりました。「兄はまだ成仏していないのですか？」と質問したところ、「一度成仏して、守護霊として降りてきました。血縁者の魂が守護霊化することは珍しくありません。お兄様は今でもあなたを護っていますよ」と教えてもらいました。兄に護られていると思うと大変心強いです。

霊能者による検証コメント

先日、担当させていただきました霊能者です。ご相談者様の背後に小さな男児の霊が見え、血縁者の方だということもすぐに分かりました。姿かたちは男の子ですが、非常に霊力が強く、ご相談者様をしっかり守護しています。鑑定の際にもお話しましたが、ご相談者様は人生の節々で不思議な運に守られる経験をなさってきたのではないでしょうか。それは亡くなったお兄様が強力な守護霊と化してご相談者様を不運や不幸から守っているからです。今後も感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。