本当にあった心霊話
第五十四話 念願の新居
[体験者] 茨城県水戸市・新沢圭織さん・34歳・主婦
先日は大変お世話になりました。あれから夫の事業もうまくいき、ついに念願のマイホームを建てることになりました。高い買い物ですから、家相や風水などいろいろ調べて最良の家にしたはずが、家の中の空気が淀んでいるような気がして…。ご相談させてください。
ついに念願のマイホームを手に入れました。注文住宅で、家の間取りも内装もすべて自分たちで好きにアレンジできるとあり、いろいろな本を買って家相や風水を調べまくりました。そうしてついに我が家が完成したのですが、何か落ち着かないというか、家の空気が淀んでいるような気がしてならないのです。主人にそのことを話すと、「お前もそう思う?なんか風呂に入っている時も視線を感じたりするんだよな…」と言うのでますます怖くなりました。さらに、4歳になる下の娘も「このおうち、いや」と夜に泣くようになってしまい、すっかり困り果てています。もしかしたら鬼門に触れていたり、悪い気が溜まっているのではないかと不安です。霊視をお願いできますでしょうか。
霊能者による検証コメント
霊視したところ、風水は完璧でしたが、家が建っている土地そのものに黒い靄がかかっていました。そこは昔川が流れていて、災害で水が氾濫したことにより多くの方が亡くなった場所です。その不浄霊たちが、ご相談者様の家に迷いこんでしまっているようですね。土地が悪ければ、いくら風水で気を補おうとしても意味がありません。私共で一時的に霊を鎮めることも可能ですが、根本的に解決するのであれば、お近くの神社にて祈祷を行っていただくか、もし可能であるならば慰霊碑を建てていただくとよろしいでしょう。