本当にあった心霊話
第五十九話 パート先で遭遇する霊
[体験者] 神奈川県小田原市・大和田小雪さん・34歳・パート勤務
結婚前に陸奥の先生に家族関係の悩みを電話で相談し、みごと霊能力で解決していただきました。結婚後、最近になって職場でこわい思いをしたので、またご相談しようとホームページを再訪したところ、霊能者さんが心霊現象を検証してくださるサイトを見付けたため、投稿させていただくことにしましたが、地名などはべつの土地に置き換えていただくようお願いいたします。
レンタルショップには、裏手、もしくは近隣にレンタル品を備えるための倉庫があるものです。わたしが勤めていたショップにも倉庫が併設されていました。
営業は21時までなのですが、閉店前はたいていヒマです。その頃になると、なぜか倉庫の方から複数の子どもの声と小さな足で走りまわる足音が聞こえて来ることがありました。
また、あるときは中年男性の愚痴っぽいつぶやきが聞こえ、深いため息をつくことも。はじめは自分が疲れていて、幻聴を聞いているのだと思っていました。
しかし、同僚が、「倉庫を数人の子どもが走りまわる姿と、中年男がいるのを見た。どちらを見たときも、誰かが侵入したのかと声を掛けると消えた」と言い出し、「気味が悪いから」とショップをやめてしまってからは、幽霊なのだと確信するようになり、閉店前の時間帯のシフトに入るのがこわくなってしまったのです。
思えば、入店した頃から店の雰囲気の暗さと、空気の澱んだ感じが気になっており、体調も崩しがちでした。このレンタルショップは呪われているのでしょうか?
霊能者による検証コメント
霊視させていただきました。このショップは坂道横のたいへん深い底地に位置しておりますね。底地は霊の集合場所になりやすいのです。
さらに、すぐ前は非常に交通量の多い国道の交差点があり、最近、さまざまな工夫がなされて事故はないようですが、過去には死亡事故が数件起きております。それなのに、なぜかこの建物を建てるとき、地鎮祭などのお祓いをまったくしていないのです。
事故で亡くなったことがわからない子どもがレンタル品のおもちゃにつられて住みついており、その子と遊ぶために戦前、この地で殺された子どもたちが集まっております。中年男性は生霊で、以前の店長さんのようです。
このお店で過酷な勤務を強いられており、いまなお精神を病んでご自宅で療養されておられます。遠隔で浄霊をし、成仏させたため子どもたちは天に上ってくれました。
元店長さんにも早く回復するようにヒーリング等を施しましたが、今後も霊が集う危険性はあります。できれば、ほかの勤務先を見付けて、早めに転職していただくことを考えてみてください。