イタコが語るコラム・エッセイ
イタコが語るコラム・エッセイ
初めて電話占いを、あるいは電話占い陸奥をご利用いただいた方から、「イタコが語るコラム・エッセイと一般的な霊能者が行なう電話占いと、どこが違うのですか?」との質問を受けることがあります。確かに、そもそも“イタコ”という肩書き自体が非日常の存在であり、普通は接点すら持たないまま人生を過ごされる方がほとんどでしょう。実際に青森県に住まれている方も、日常的にイタコに接する機会があるわけではないと話されます。ましてやそんなイタコが電話占いを行なうことに、一般的な霊能者とどんな違いが他と比べてあるのか、確かになかなか想像しにくいことだと思います。
もっとも、イタコが持つ能力も、わかりやすく言えば霊能者の持つ霊能力と同じです。人の心を読む霊視もできますし、未来を見抜いて的中させる未来予知もできます。さらに、良縁を叶える縁結び祈願も可能で、運気の低下した魂に波動を送る波動修正も行なえます。つまり根本的な部分では、霊能者もイタコも差はありません。ですから実際に霊視鑑定を受ける際にも、イタコと霊能者の霊能力に、目に見えて大きな違いは無いと考えて構いません。
ただし、イタコの方が大幅に優れていると言いますか、修行によって霊能者よりも大きな力を霊視鑑定で発揮する能力があります。それが「霊媒」の能力です。イタコは霊能者というよりも、“霊媒師”と呼ばれることの方が多くあります。文字通り、“神霊や死者霊と、自らの身体を媒介として交信する人”であり、その行為(降霊の霊能力)を口寄せや憑依術と呼びます。一般的霊能者にも、神霊や死者霊と霊的会話をすることなら可能な人がいます。しかしイタコの場合、霊体をいわゆるあちらの世界から今世に呼び出し、自分の身体(魂)に移し替えるので、とてつもない高い精神力と霊格が必要となります。なぜなら、精神が折れてしまうと、自身に降霊させた霊体を離すことができなくなり、自分自身の魂が肉体という入れ物を失い、彷徨うことになってしまいます。また霊格が低いと、そもそも神霊や死者霊、守護霊などを呼び出すことすらできません。低級霊や生き霊くらいが関の山でしょう。
霊媒術の中で最もポピュラーなのが、口寄せと呼ばれる降霊方法です。対象となる霊体をイタコは自分の身体に降ろし、霊体と相談者とのコミュニケーションを取り持ちます。その場合もイタコ自身に意識はあるので、たとえば生き霊が暴走するのを未然に防いでもくれます。口寄せで解決できる相談例も、多様な物となっています。神霊や守護霊を降ろした場合、相談者の前世について、宿命について、運命についてがわかります。身近なところで言えば、結婚する運命の相手との出逢いの時期や相手の詳細を知ることができます。生き霊を降ろした場合、その人の本心や秘密、主義主張や嗜好まで把握することができます。また悪意を持った生き霊を降ろした場合、イタコはそのまま浄霊へと手順を進めて行き、生き霊を浄化して相談者の運気低下や障害を取り除いてくれます。
最後に記しておきますが、霊能者だからできない、イタコだからできない、一流のイタコ霊能者が揃う電話占い陸奥においてそんな心配は無用です。肩書きが霊能者であってもイタコであっても、本物と呼ばれる霊能者(イタコ)に不可能なことはありません。数ある電話占いの中から電話占い陸奥を選ばれた貴女のために、霊能者はその持てる霊能力すべてを使い、確実に的中させ必ず願いを叶えてくれます。