過去世供養
カ行
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過去世供養(かこよくよう/かこぜくよう)
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人の魂は1つでありますが、肉体という器を時代ごとに手に入れて、何度も生まれ変わりを繰り返しながら人生を生きているとされています。これが輪廻転生の考え方であり、今の人生(今世)を基準とすると、過去に生きた人生を過去世(前世)と呼びます。過去世で良くない行いをした人は、今世や次の人生(来世・後世)を生きる際にその報いを受けるとされます。これが因果応報という考え方であり、それを避けるための供養術が過去世供養になります。その他にも、当人が発したものではない良くない因縁や罪咎も併せて償却して、負のカルマ自体を完全に断ち切ってしまう場合にも過去世供養は用いられます。魂を清浄にして、悪因縁から脱して新しい人生を得ることが出来ます。