お客様の声・口コミ
弟の安否が知りたくて、ご相談させていただきました
高校卒業後、東京へ出て5年になる弟と急に連絡が取れなくなりました。翌月に開く法事の件で携帯に電話したところ、「お掛けになった電話番号は現在、使われておりません」というアナウンスが流れ、驚いて勤め先の建設会社に連絡すると、2週間前に自分から仕事を辞めて寮も退出してしまったと聞かされました。実家の父母もひどく心配し、それを見た私の夫が「週末、仕事で東京へ行くついでに所在を調べてくる」と言ってくれたのですが、何の手掛かりもなく探しても見つからないのではないかと案じ、事前に廣川先生に見ていただくことにしました。
事情を話すと「生き霊を口寄せしてみるのが一番かもしれません」と勧められ、それをお願いしました。電話口で数秒沈黙が続いた後、先生の声色が急に低くなり、弟が降りてきたことが分かりました。
「あんた、今どこにいるの?どうして仕事辞めたこと、言わないのよ!」
私が血相を変えて訊ねると、苦しげに絞り出すような声で返答してきました。
「……うう……姉ちゃん、助けて……ここ暗いよっ」
「どこなの?どこにいるのっ!」
「分からない……▲▲に連れて来られた……多分、山の中だと思うけれど、場所の住所とかは分からな……」
そこで会話が途切れ、元に戻った先生が「かなり危険な状況にいるようです」とおっしゃいました。
その後、真相をより詳しく掴むために霊視もしていただきました。その結果、弟がお金のトラブルに巻き込まれて、何者かに監禁されているということが分かったのです。「警察に相談します!」と慌てて電話を切ろうとすると、「霊能者が突きとめたと言っても、警察は動いてくれないでしょう。ここはまず、自力で探す努力をするべきです。幸い弟さんを拉致した連中も、今すぐに危害を加えようとは考えていないようですから」と諭されました。そこで急遽、主人に有給休暇を取ってもらい、私も同行して東京へ向かいました。
先生に教えていただいた手掛かりを元に調べてみると、弟の知り合いに▲▲という名の同年代の人物がいることがすぐ分かりました。さらにその勤め先のホストクラブを当たったところ、あっさり本人と会うことができたのです。▲▲と弟の間には高額なお金の貸し借りがあったようで、「期限になっても返してくれなかったから、脅す意味で多摩の山の中にある空き家に閉じ込めた。あんた達が肩代わりしてくれるならすぐに自由にする。それができなきゃ、マグロ漁船にでも乗ってもらう」と、平然とした顔で言われました。
結局、父がお金を立て替えて相手に支払うことで、弟は無事に解放されました。水商売の女性がらみのことで無理矢理に借金を負わされたようで、バツが悪いからどうか表沙汰にはしないで欲しいという本人の懇願を聞き入れ、現在のところ警察などには届けていません。ともあれ、真っ先に廣川先生にご相談したのは正解でした。弟の命の恩人です。
【三重県桑名市 敦子さん(32歳)】